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「いざ鎌倉!JAPAN CHALLENGER AWARD」チャレンジャー集会レポート

 

 

鎌倉でのイベントから約3ヶ月が経ち、チャレンジャーの近況報告と審査員方からの個人フィードバックを共有することを目的として、チャレンジャー7名と事務局メンバー4名で2時間程度の集会を開催した。

 

<開催概要>

日時:2021年1月26日(火)14:00-16:00

内容:

(1)チャレンジャー7名の近況報告

(2)審査員6名からの個別フィードバック
(3)内閣府地方創生推進室 関係人口創出・拡大のための対流促進事業に関して
(4)「いざ鎌倉!JAPAN CHALLENGER AWARD 2021」に向けた施策協議

 

(1)チャレンジャー7名の近況報告

・小山翔さん<地域の手仕事を巡る、産業観光プラットフォーム>

AWARDを終えて主に4つの事業先と提携しながら活動展開をしている。

また、ふるさと納税による地域活性化にも貢献している。

 

・コノミアキラさん<アートとコスプレ>

オンライン神社参拝や、ドラゴンクエストの衣装デザインを担当するなど幅広く活動している。また2月初旬にはコスプレ技術検定協会を発足し、コスプレーヤーとしての資格を取得可能にする。また、長期的にはコスプレをアートとして海外の美術館に展示することを目指している。

 

・荒木崇さん<伊賀を元気に、日本を元気に!もっと忍者で楽しもう!次世代忍者スポーツ「e-Ninja」>

京王プラザホテルの新春イベントにて参加。伊賀市のPRビデオを作成。2月22日の忍者の日には、伊賀忍者フェスを受注した。5月にはナンバーワン決定戦を開催する予定。

 

・瀬戸山匠さん <幸せな朝食をデザインする>

2020年末クラファンを開始し無事に達成、資金調達完了。そのほかにも地元の歯医者や介護施設での年間の食育プログラムを計画・実行するなど。今後は賞味期限を3ヶ月まで伸ばし、常温保存も可能にするなど品質の向上を目指して全国展開する。

 

・濱田祐太さん<産業六次化・地域商社、与謝野町クラフトビール>

AWARD直後に出したクラウドファンディングでは520名が参画し、第一回のロットが無事に終了。パッケージのデザイン性だけでなく、味も大変好評。今後は6000本売ることを目標にする。

 

・干場健太朗さん<古くて新しい「かじやの窓口」を全国展開したい!>

オイシックスとの事業提携が決定した。また30-40代の11名の研ぎ手の採用に成功。今後は数十万人の会員を相手にサービスを紹介する。

 

・元親さん<日本全国の城郭を利用し、日本及び海外の人々から注目される新たな日本の祭典を創出する>

コロナの影響を受け、リアルイベントは2020年には6件、2021年には2件(予定)のみと、10分の1程度になっている。ただ、イベント自体は去年度の250件が今年度は350件と100件程度増えている。家族で参加できるイベントも多く、アフターコロナにはチャンバラをみんなで楽しめるように活動をし続けている。

 

いずれのチャレンジャーも、AWARD後も勢いを止めることなく精力的かつ順調に動き続け成果を出している。

またチャレンジャー同士のマッチングも起こり、非常に盛り上がるクロストークが繰り広げられた。

 

(2)審査員6名からの個別フィードバック

審査員を務めた6名(鈴木雅剛さん/柳澤大輔さん/和田誠一郎さん/渡邊智恵子さん/武田双雲さん/村口和孝さん)に共通アンケートを実施。

項目は以下の通りだ。

  1. イベント全体の満足度

  2. 登壇者の満足度

  3. 各チャレンジャーへの個別フィードバック

 

イベント全体の満足度は非常に高く、特に鎌倉建長寺という場所の豪華さ、インパクトさが高く評価された。

登壇者の満足度に関しては、ビジネスの収益性の源泉となる圧倒的な強みがより明確化されるとよいなどの意見があったものの、どの登壇者も平均してプレゼン力が高く、内容も洗練されたものだと評価された。

 

AWARDから3ヶ月ぶりに一同が介し、全員がフラットに発言をし、終始笑顔で盛り上がる集会だった。

 

今後も事務局からのサポートをはじめ、チャレンジャー同士でも事業のコラボやさらなる展開が楽しみである。